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サンプルホストさんの日記

(全員に公開)

2009年
09月02日
10:53

女性視点の出張ホスト story 1



彼氏に、ある日突然振らた・・・
別れの手紙をもらうその時まで、ちっとも別れる事を
予想してなかった。青天の霹靂。

でも彼は実はもう長いこと、悩んでいたらしい・・・
私のことを嫌いになったわけではないし、
一緒に居て一番落ち着くし、続けたい気持ちもある。
だけど、どうしても結婚は出来ない。
それは彼自身が独身主義ということもあるし、
そうでなくてもなんと言うか彼の家はお金持ちで、
多分貧乏人の私を嫁にすることに親族が賛成しない、
というようなことで、結婚もしないのに、
このまま続けるのは私に対して申し訳ない、
というのが別れの理由・・・

私は別れたくなくて、何度か話し合ったけど、
話せば話すほど、私は「2人ともが楽しんでしている」と思ってたことも、
彼は本当は楽しんではいなくて「私のために」していただけ・・・

すごくショック・・・
彼の心が離れていることに気づかなかった自分、
付き合ってる間も、彼の本当の気持ちに気づかなかった自分。
そういう自分が、すごく愚かに思えて、
そして彼に見捨てられたら、もうそれは世界中から見捨てられたのと同じことだと思い込んでた。

でも、彼のことはもう私から解放してあげなければ、とも思ってた。
彼はショックを受けてる私のために、
「別れる」のじゃなく「しばらく時間をあける」という形にしようと言ってくれた。
でも、それは私が心の準備をする時間を作るだけのことで、
決してもう一度やり直すためではない・・・
そう分かってた・・・

だから私が、新しい恋を見つけるのが一番早い。
そうは思うものの、心の中にはまだ彼がいるし、
第一、自分は愚かで醜くて何の価値もない女で、
こんな女をきっと誰も相手にしないだろう、という思いに囚われてた。

そんな時、興味を持ったのが出張ホスト。
他の男と話すことで、いろんなことが見えてくるんじゃないかと思った・・・
そして出来ることなら、それによって、
自分には価値がないわけじゃない、きっとまた誰かと愛し合うことが出来る、
と思いたかった・・・

彼以外の男と遊ぶ、と簡単に言っても
実際には難しいでしょ?
私は本来好きでもない男とは一緒にいることが出来ない。
しかも、安全で自分にもう一度女としての自信を与えてくれるような
そんな相手じゃないといけない。
そしたら、プロがいいんじゃないの? と思った

もっと年をとって、もっと自分が女として価値があるかどうかということに
自信が持てなくなったら、それがたとえ営業トークであったとしても、それでもいいと思えるぐらい、
誠実にお金と引き換えにする分だけはうまく振舞ってくれる人なら、きっとお願いしたくなると思う。

それは「自分の女としての自信を取り戻したい時」
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